第55回九州女子選手権競技 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

第55回九州女子選手権競技

2アンダー 70

トップ並走

沖縄カトリック高3年の吉﨑マーナ(カヌチャ)と沖学園高3年の叶結衣(福岡レイクサイド)

 

 

 

2025年度の九州ゴルフ連盟(GUK)主催の決勝競技開幕戦「第55回九州女子選手権」は5月20日、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部(6289ヤード、パー72)に133人(欠場4人)が出場して始まり=写真、先週の女子プロツアー「Sky RKBレディース」でベストアマに輝いた沖縄カトリック高3年の𠮷﨑マーナ(カヌチャ)と沖学園高3年の叶結衣(福岡レイクサイド)の2人が2アンダー70で初日のトップに立った。首位から1打差の3位タイには71で回った福岡第一高1年の橋本ゆう(ミッションバレー)、研修生の松田桃(グリーンランドリゾート)、エナジックスポーツ高3年の新垣くらら(カヌチャ)。パープレー72の6位タイには京陵中3年の後藤彩吹(グリーンランドリゾート)、志賀中2年の川瀬さくら(同)、大分高1年の川部日向(大分中央)が続いた。

 


昨年の優勝者・藤本愛菜(ミッションバレー)は出場していない。

 

 

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最年長44歳の森は10オーバー82で106位タイスタート

 

出場者の多くを中高生が占める中、最年長44歳の森彩(大村湾)が気温31度の暑さにも負けず、10オーバー82、106位タイで初日を終えた。「疲れました。自分で点滴を持ってくれば良かった」とホールアウト後の第一声は女性医師らしい一言を発した。インからスタートし、ボギー、ダボ、ボギーと苦しい出だしとなり、前半を42。後半アウトでは4番でこの日唯一のバーディーは奪ったものの、ハーフ40。昨夜はご主人、4歳の長男らの世話を済ませた後、住まいのある長崎を午後11時に出発してコース近くの宿舎に着いたのが日付けが変わった午前1時過ぎ。わすか3時間の睡眠ではスコアをまとめるのも難しい。

 

 

長崎県大村市にある長崎医療センターでの非常勤のかたわら、ゴルフに取り組む。ラウンドはひと月3~4回程度。九州女子選手権は約10年ぶりの出場。「芥屋でやるから出たんです。芥屋の高麗(グリーン)は難しい。明日は雨予想ですが、練習ラウンドをした5月9日は暴風雨だったので大丈夫です」と元気な声を響かせた。30歳代が1人もおらず、若い選手に混じっての堂々としたプレーに拍手が送られた。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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