東海大九州4年の後藤颯太(大分)と沖学園高3年の三明蓮(佐賀ロイヤル)が首位並走
通算5アンダー 139
【写真は通算5アンダーで並んだ三明㊤と後藤㊦】
「第55回九州アマチュア選手権競技」2日目は5月28日、北九州市八幡東区の九州ゴルフ倶楽部八幡コース(7033ヤード、パー72)で130人が出場して行われ、初日1位の東海大九州4年の後藤颯太(大分)と同2位の沖学園高3年の三明蓮(佐賀ロイヤル)の2人が、通算5アンダー139でトップに並んだ。アウトの前半はノーバーディー、2ボギーの38だった後藤は、後半のインで4バーディー(1ボギー)を奪って33と巻き返した。三明は前半を3バーディー、1ボギーの34、後半を2バーディー、2ボギーの36の70で後藤に追いついた。トップから3打差、通算2アンダー142の3位タイには日経大3年の山下竜弥(ザ・クラシック)、東海大九州2年の藤井太己(佐賀クラシック)、インをハーフ29で回り、ベストスコア67を出した日章学園高2年の佐々木心音(霧島)の3人、通算イーブンパー144の6位タイに同志社大4年の下園航太(鷹羽ロイヤル)、東北福祉大4年の田﨑春樹(大村湾)、東福岡高3年の吉永匡一郎(鷹羽ロイヤル)の3人が続いた。
この結果、通算14オーバー158、60位タイまでの65人が決勝ラウンドに進んだ。
《上位者の一言》
通算5アンダー139で首位タイ・後藤颯太(大分)「今日は(コース)マネジメントに気を使って回った。ティーショットもセカンドも思うように打てた。(4バーディーの)得意のインはストレスなくやれました。九アマは中学の時から出場していて今回で4~5回目。ベストは昨年の5位。ずっと欲しいと思っていたタイトルで。大学も最後の年(4年)なので頑張りたい」
通算5アンダー139で後藤とともに首位タイ・三明蓮(佐賀ロイヤル)「ティーショットをフェアウエーに置いて確実にパーオンすることを重視して回ったけど、基本的にはいいプレーができた。ただ、15、16番の連続ボギーが悔しい。2ホールとも寄らず入らずで。インはドライバーを使ったのは1度だけ。決勝ラウンドも今日のようなゴルフをしたい。トップに追いついたので、もっと伸ばせるように頑張りたい」
インで7バーディー、ノーボギーの29。ベストスコアの67をマークして通算2アンダー142で3位タイに浮上した佐々木心音(霧島)「これまでの自己ベストはハーフ30だったので1打上回った。途中からショットがピンにしかいかないのでガンガン攻めた。ゾーンに入った感じ。(後半のアウトは)ショットがうまくいかず、攻めきれずに38。優勝争いは意識せず、曲がらないのが強みの自分のゴルフに徹したい」