【3日目のトップ】
三重野里斗(T・hearts、30歳)が通算17アンダー199で首位をキープ
アマチュアは同志社大4年の下園航太(鷹羽ロイヤル)が通算10アンダー206で部門トップ
【通算17アンダーで首位をキープした三重野】
「2025九州オープンゴルフ選手権競技」3日目は8月1日、福岡県宗像市の玄海ゴルフクラブ(7023ヤード、パー72)で60人(うちアマチュア12人)が出場して行われ、通算17アンダー199で三重野里斗(T・hearts、30歳)が首位をキープした。三重野はスタートの1番で今大会4個のイーグルを奪い、その後4バーディー、1ボギーで回って67。この3日間、ロングだけで14アンダーを記録した。首位から1打差、通算16アンダー200の2位に田中元基(ドラッグコーエイ、23歳)、通算14アンダー202の3位に八川遼(芥屋GC、24歳)、通算13アンダー203の4位に中島邦宏(SーNetレンタカー、32歳)、通算12アンダー204の5位タイに照屋佑唯智(㈱福岡地行、29歳)と小田孔明(ダック技建、47歳)が続いた。
アマチュアは通算10アンダー206で同志社大4年の下園航太(鷹羽ロイヤル)が総合8位タイ、部門で首位に立った。下園はこの日、8アンダー64をマークし、コースレコードを更新した。
首位の三重野はロングホールだけで14アンダー
初日から69・63・67の通算17アンダー199。17アンダーのうちロングホールだけで実に14アンダーである。内訳は4イーグル、6バーディー、ノーボギー。2日目はプライベートでは1度はあるが、試合では初めてという1ラウンド3イーグルを記録した。3日目もスタートの1番(498ヤード)で80cmにつけてスコアを2つ減らした。2番ホールに向かう途中、同組の中島が「何個目のイーグルですか?」と三重野に尋ねたほどである。
「ドライバーは飛んでいるし、狙える所は狙う。無理しないホールは無理しない。それがいいのかな」。ボギーは3ラウンドで4個だけ。イーグルと同数である。メリハリのついたゴルフを展開しているからトップをキープしているわけだ。
三重野は沖学園高1年時の2010年、九州アマチュア(宮崎レイクサイド)を制した。これは最年少記録としていまだに破られていない。また、九州アマと九州オープンの両競技で勝ったのは、これまで4人。「5人目、いきます」と高らかに優勝宣言をした。