◎晴れの優勝チーム
トータル16オーバー 376
熊本空港CC(熊本県)が2年連続2度目の優勝
4倶楽部目の連覇
◎ベストグロス
2アンダー 70
25歳の廣永 泰地(宮崎国際GC)が初の栄冠

「第53回九州インタークラブ大会」は11月11日、熊本県宇城市のあつまるレークカントリークラブ(6660ヤード、パー72)で決勝大会が行われ、トータル16オーバー376で熊本空港CC(熊本県)が昨年に続き2年連続優勝を果たした。連覇は4倶楽部目。首位から3打差、トータル379の2位には宮崎国際GC(宮崎県)が続き、宮崎レイクサイドGC(同)が382で2年連続の3位、同スコアの4位に九州GC八幡コース(福岡県)、384の5位にグリーンヒルCC(鹿児島県)が入った。
※同スコアの場合は大会規定により6人の合計スコアで決する。
ベストグロスは、2アンダー70(35・35)をマークした25歳の廣永泰地(宮崎国際GC)が初の栄誉に輝いた。
決勝大会は24チームが出場
九州ゴルフ連盟(GUK)主催競技唯一の団体戦。出場チームはGUK加盟のクラブで、学生・生徒を除く1倶楽部6人およびアドバイス・ギバー1人(54歳未満3人以内)で構成。ベスト5人の合計スコアで優勝を争う。10地区の予選会には184倶楽部がエントリーし、このうち23チームが決勝大会に駒を進めた。決勝大会は開催倶楽部のあつまるレークカントリークラブを含めた24チームで開催した。
熊本空港CCは5人全員が70台。6人目の「アブラムシ」も77
熊本空港CCが沖縄国際、小田急大分(現大分竹中)、大博多に次ぐ4倶楽部目の連覇を達成した。昨年は負傷で欠場者が出て5人で戦いながらも、いずれも70台をマークして初優勝を遂げた。今回は6人全員が70台。「アブラムシ」が77という強さだった。他の23チームのアブラムシは全て80台。ポイントゲッターは村山嘉彦(61歳)で1バーディー、1ボギーのパープレー72と安定したゴルフを展開した。37歳の小杉竜三が75、今年の日本ミッドシニア選手権で3位タイの69歳・江村博次が76、41歳の高村博臣が76、60歳の井手尾環が77と全員が大崩れしなかった。首位から3打差の2位・宮崎国際GCは廣永泰地が2アンダー70でベストグロスをマークし、続く3人も72、75、77と踏ん張ったが、5人目が85で優勝に届かなかった。昨年同様3位の宮崎レイクサイドGCは上位4選手が73から78にまとめた。
ベストグロスの廣永は17ホールでパーオン
個人のベストグロスは2アンダー70の廣永が獲得した。インからスタートし、前半は2バーディー、1ボギーの35。後半は3バーディー、2ボギーの35。攻めるゴルフに徹し、バーディーを奪う作戦が奏功した。ドライバーがブレずに、パーオンしたのは18ホール中17ホール。グリーンを外したのは15番だけという安定ぶりだった。今回が初出場。廣永の奮闘も実らず、宮崎国際GCはトップに3打差の2位。廣永も悔しさを滲ませた。1打差、2位タイには上田千代幸(鷹羽ロイヤルCC、44歳)と今村大志郎(麻生飯塚GC、46歳)の2人。パープレー72の4位タイには今年の日本ミッドシニア選手権で3位タイに入った八丁禎二(九州GC八幡コース、65歳)ら5人が続いた。



























