晴れの優勝者
1オーバー、145
65歳の八丁 禎二(九州八幡)が初優勝
同一年に九州シニアと九州ミッドシニア制覇は史上初
65歳以上で競われる「第32回九州ミッドシニア選手権競技」は10月1、2日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(6425ヤード、パー72)で行われた。63人が出場した最終日、今年6月の九州シニア選手権を制した八丁禎二(九州八幡)が通算1オーバー145で初優勝した。初日2アンダーで首位の八丁は前半のアウトを1ーディー、2ボギーの37で折り返し、後半12、13番の連続ボギーで一時は2位に落ちたが、14番からの5ホールをパーでしのいで栄冠を勝ち取った。九州シニアと九州ミッドシニアに勝ったのは6人目となるが、同一年に制覇するのは史上初。トップから1打差、2オーバー146の2位に河口康広(司ロイヤル、65歳)、3オーバー147の3位に昨年の優勝者・榎隆則(大分中央、66歳)、4オーバー148の4位タイに佐藤賢悟(北方、67歳)と昨年の九州シニアチャンピオンの野上英司(ミッションバレー、67歳)が入った。
《第1ラウンド》
2アンダー70で八丁が初日をリード
132人(欠場4人)が出場した初日は、八丁がトップに立った。インスタートの八丁は前半を1バーディー、1ボギーのパープレー36、アウトでは5、7番でバーディーを奪って34。トータル2アンダー70で初日を終えた。1打差、1アンダー71の2位タイに河口と野上、パープレー72の4位に榎、1オーバー73の5位タイに小杉康之(熊本空港、66歳)と江村博次(同、69歳)、豊村昭司(佐世保、66歳)の3人が続いた。なお、8オーバー80、54位タイまでの63人が決勝ラウンドに進んだ。
日本ミッドシニアには九州代表として22選手が出場
この結果、シード選手2人と上位20人の計22人は11月6日から2日間、後楽GC(岡山県)で開かれる「第31回日本ミッドシニア選手権」に九州代表として出場する。なお、10オーバー154の19位タイに5人が並んだが、大会規定のマッチングスコアカード方式で村上公輝(熊本空港、67歳)、田中良一郎(武雄・嬉野、65歳)、平山計之(ハウステンボス、69歳)の3人が代表権を獲得した。