九州ゴルフ100年祭 平成25年度(第32回)九州学生選手権競技 ・(第12回)九州女子学生選手権競技 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

九州ゴルフ100年祭 平成25年度(第32回)九州学生選手権競技 ・(第12回)九州女子学生選手権競技

上畠誠人(東海大九州3)が逆転で初優勝

2位に2打差の通算3アンダー、141ストローク

 

 

 福岡県飯塚市の茜ゴルフクラブ(男子7100㍎、女子6075㍎=パー72)で行われ、5日の最終日に69で回った上畠誠人(東海大九州3年)が通算3アンダー、141とし逆転初優勝した。東海大勢の優勝は4年ぶり。

 男子は今大会、59人(欠場1人)が出場。上畠は初日、イーブンパー、72で首位の大古場諒(日本経済大3年)には3打差、4位タイの発進。最終日は5バーディー、2ボギーの3アンダーで回り、74で回った大古場らに逆転2打差をつけて栄冠を手にした。

 2位タイには大古場のほか、この日70の長田真矩、69の西村佳晃(いずれも日本経済大1年)がそれぞれ初日の6位タイ、9位タイから浮上して入った。さらに1打差の通算イーブンパー、144の5位タイに前々回優勝の柴田求仁貴(日本経済大4年)と西山大揮(同2年)の2人。

 

 女子(オープン競技)

饒平名まなみ(琉球大1年)が初優勝

参加者少数(5人)のためオープン競技になった女子は、初参加の饒平名(よへな)まなみ(琉球大1年)が通算4オーバー、148で初優勝を飾った。

 

 男女の優勝者は日本学生・日本女子学生選手権(男子8月27日から、女子同28日から、兵庫県・加古川GC)の出場権を得た。

 

 

「強気で攻めた」上畠誠人

 「楽しんでゴルフができたし、(優勝は)うれしい」。前週の九州アマチュア選手権2位に続き、九州学生を制して念願の初優勝を遂げた上畠誠人は、真っ黒に日焼けした顔をほころばせた。

 宮﨑・日章学園高出身。ジュニア時代を通じて昨年までは〝泣かず飛ばず〟だったが、このところ調子は上向き。持ち味は「強気で責めるゴルフ」で、〝満振り〟というドライバーが「曲がらなくなったことと、パターがよく入った」とは上畠だ。昨年と何が変わったのか。上畠は「オフに、素振りはよくやりました」と言う。ぶれがちだったショットが体幹を鍛えることで、その効果が表れたのだろう。「ゴルフが楽しい」という言葉もうなずける。

 175cm80kg。満振りドライバーの飛距離は平均280㍎。この後の目標は、と問えば、当然「日本学生選手権」と答えるかと思ったら、「大学対抗戦(6月19日から、北海道・オークウッドGC)で上位に入り、日米大学対抗戦(9月)に出たい。まずは団体戦です」と言い切った。フォア・ザ・チームにかける上畠だった。 Kiku

 

逆転Vを狙ったが5位タイの前々回覇者、柴田求仁貴の話 

「(14番までは6バーディー、2ボギー)今日は5アンダーを目標にしていたが、終盤にボギー2つ。悔しい。最後の九州学生だったし、気合を入れて回ったけど…」

 

女子で優勝した饒平名まなみの話

 「今日は1バーディー、1ボギーでした。72のスコアは自己ベストです。2mくらいのショートパットがよく入ってくれて、寄せワンで拾いまくったという感じ。優勝を狙っていたし、日本学生でも優勝できるように頑張ります」

 

 

 

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