第22回九州ミッドシニア選手権競技・第37回グランドシニア選手権競技 | 九州ゴルフ連盟(GUK)

競技トピックス

第22回九州ミッドシニア選手権競技・第37回グランドシニア選手権競技

 

Gシニアは大川重信(小郡)が逆転初優勝

史上初のシニア関係九州選手権3冠達成

 

Mシニアは近藤正耿(北九州)が逆転での初V

 

 

 

 ミッド(M)シニア、グランド(G)シニアの両九州選手権は9月30日、10月1日の2日間、熊本県南阿蘇村の阿蘇東急ゴルフクラブ(ミッド6571㍎、グランド6279㍎、パー72)で行われ、注目のGシニア選手権は通算6オーバー、150で回った70歳の大川重信(小郡)が逆転で初優勝した。

大川は過去、九州シニア選手権(2003年)、九州ミッドシニア選手権(2010、2013年)も制しており、史上初めてシニア関係の九州選手権の3冠を達成した。

 Mシニア選手権は通算3オーバー、147で65歳、近藤正耿(北九州)が初日の3位タイからの逆転での初優勝だった。

(写真は優勝した近藤正耿㊧と大川重信㊨の両選手)

 

 

 

 

Gシニアの大川は5打差を逆転、通算6オーバー、150での初優勝

地元の皆吉寿紀(阿蘇東急)は1打差で連覇ならず

大会は2日間とも雨に見舞われ、最終日の決勝ラウンド(2R)は早朝の激しい雨でティーオフを30分遅らせたものの、無事に日程を消化した。

そんな中、70歳以上(今年12月末現在)が出場資格のGシニアには各県地区予選を通過した72人(欠場4人)が出場。大川は初日、7ボギー(2バーディー)で首位に5打差、77で4位タイ発進。イーブンパー、72で単独首位に立ったのは71歳の高野忠行(湯布院)で、1打差の2位に連覇を目指した地元の75歳、皆吉寿紀(阿蘇東急)、さらに1打差で田中日本明(麻生飯塚、72歳)がつけた。

14オーバー、55位タイまでの60人が予選を通過。最終日は、雨に加えて風も強まり、スコアを崩す選手が続出する中で大川は3バーディー、4ボギーとベストスコアの73をマークして上位陣を逆転。大川に4打差をつけての発進だった皆吉はバーディーなしの6ボギー、78とスコアを落とし、1打差で涙をのんだ。

 

Mシニアの近藤は2打差を逆転、通算3オーバー、147での栄冠

65歳以上のMシニアには80人(欠場6人)が出場。初日はただ1人のアンダーパー、71をマークした楠元利夫(都城母智丘、66歳)が単独トップに立ち、1打差の72で小宇佐輝久(大博多、66歳)、さらに1打差3位タイに近藤と田辺十郎(チェリー宇土、68歳)の2人。首位と4打差の9位タイまでに10人がひしめく混戦となった。

最終日の決勝ラウンドは11オーバー、56位タイまでの61人が進出。優勝争いは楠元が1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの80と崩れたほか、小宇佐も87をたたいて後退。4バーディー、6ボギーでベストスコア74で回って抜け出したのが近藤で、田辺と初日5位の深谷澄男(佐賀ロイヤル、64歳)が追い上げたが、2打差の2位タイと及ばなかった。楠元はさらに2打差、通算151で4位。前回優勝の上木政章(志摩シーサイド、68歳)は通算11オーバーの9位だった。

 

Mシニア23人、Gシニア9人が日本選手権出場資格を獲得

 この試合の結果、第22回日本ミッドシニア選手権(11月9~11日・広島県、広島CC西条)へは20位タイまでの22人と、23位タイの3人のうちマッチングスコアカード方式で選ばれた1人の計23人(シードを含む)が、第22回日本グランドシニア選手権(11月12~13日・広島県、グリーンパーズGC)へは8位タイまでの9人が出場権を得た。

 

 

 

»競技報告の詳細はこちら

 

 

Contents