晴れの優勝者
女子 1オーバー73 金城 桃音(沖縄・天妃小5年)が連覇
男子 7オーバー79 小牧 優斗(熊本・菊鹿小5年)が初優勝

「第19回九州小学生大会」は12月26日、福岡県小郡市の小郡カンツリー倶楽部(5655ヤード、パー72)で行われた。女子の部は沖縄・天妃小5年の金城桃音が2バーディー、3ボギーの73で回り、連覇を達成した。2大会連続優勝は16、17回(2023、24年)の嶋田もみじ(碓井義務教育学校5、6年=当時)以来2人目。男子の部は熊本・菊鹿小5年の小牧優斗が1バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの7オーバー79で初の栄冠を手にした。
今回は男子が34人(欠場2人)、女子が42人(欠場1人)出場した。
「第18回九州小学生大会」は今年8月、大分・湯布高原ゴルフクラブで繰り広げられ、全国大会は9月に開かれた。来年度から全国大会が5月に開催されることになり、交通、宿泊の確保などを考慮し、前年12月に九州大会を行って代表選手を決定することになった。
【写真は女子の部を連覇した金城㊨と男子の部優勝の小牧㊧】~ゴルフタイムス提供
女子は金城が男女を通じて最少スコアをマークし圧倒的な強さを発揮
インスタートの女子は金城が2バーディー、3ボギーの73という前回と同スコアで連覇を達成した。この日は正午の気温が3度と寒さとの闘いでもあったが、金城は大崩れすることもなく、安定したプレーを展開し、2位に8打差という圧倒的な強さを見せつけた。9オーバー81の2位には後久薫子(安久小5年)、12オーバー84の3位タイに永田結菜(香椎下原小5年)と川満梨未(豊崎小5年)、岩永彩生(古賀東小4年)の3人が入った。
男子は小牧が後半に巻き返して逆転勝ち
アウトスタートの男子は小牧が前半で42と首位の中川陽太(明野北小5年)に4打差リードされたが、後半のインで1バーディー、2ボギーの37と巻き返した。逆に、中川が後半スコアを乱したために小牧が初の頂点に立った。10オーバー82、首位から3打差の2位に山田光之助(嘉芸小4年)、11オーバー83の3位タイには全叶太(敬愛小5年)と中川の2人、13オーバー85の5位に堀湧吏帆(矢部小5年)が続いた。
男女それぞれ10人の計20人が全国大会へ
この結果、男女とも16オーバー88までの上位10人ずつの計20人が2026年5月4日、我孫子GC(千葉)である「第19回全国小学生大会」に九州代表として出場する。



























