晴れの優勝者
通算6オーバー 150
73歳の坂田 巧(大博多)が初優勝
【写真は初優勝の坂田㊨と㊧は中尾九州ゴルフ連盟理事長】
70歳(今年12月末現在)以上で競う「第47回九州グランドシニア選手権競技」は10月8、9日、佐賀県鳥栖市のブリヂストンカンツリー倶楽部(6163ヤード、パー72)で行われた。72人が出場した9日の最終日は、坂田巧(大博多、73歳)が通算6オーバー150で初の栄冠を手にした。多くの選手が風と高麗グリーンに悩まされる中、坂田は1番でいきなりのダブルボギースタートとなりながら、2番から2バーディー、3ボギーと粘りのゴルフで勝利をつかんだ。2打差、8オーバー152の2位タイに佐藤良晴(西戸崎シーサイド、77歳)と大会4人目の2連覇を目指した佐藤憲一(大分、74歳)の2人が続き、9オーバー153の4位タイに山浦正継(志摩シーサイド、73歳)、伊牟田寛見(チェリー鹿児島シーサイド、74歳)、比嘉賀信(美らオーチャード、73歳)の3人、10オーバー154の7位に青木英樹(佐賀ロイヤル、74歳)、11オーバー155の8位タイに小川敏(ザ・クラシック、78歳)、山野隆憲(久山、70歳)、12オーバー156の10位に嘉副彰彦(小郡、70歳)が入った。
《第1ラウンド》
初日は連覇を目指す佐藤憲一が1オーバー73で首位
132人(欠場5人)が出場した初日は佐藤憲が3バーディー、4ボギーの1オーバー73でトップに立った。1打差、2オーバー74の2位タイに佐藤良、山野、山口龍良(佐世保、73歳)の3人が続き、さらに1打差、3オーバー75の5位タイに比嘉、坂田、佐藤三男(大分富士見、71歳)の3選手がつけた。初日が終わり、11オーバー83、58位タイまでの72選手が決勝ラウンドに進んだ。
九州代表として全国大会に21人が出場
この結果、シード2選手を含む上位19人の計21人が11月13、14日、伊都GC(福岡)で開催される「第31回日本グランドシニア選手権」に九州代表として出場する。なお、通算16オーバー160の19位タイに9人が並んだが、大会規定のマッチングスコア方式で宮崎末巳(武雄・嬉野、72歳)と前田弘(チェリー宇土、71歳)、池田博人(青島、73歳)が代表権を獲得した。