九州ゴルフ100年祭・平成25年度 第1回九州女子ミッドアマチュア選手権競技  第1回九州女子シニア選手権競技

競技トピックス

九州ゴルフ100年祭・平成25年度 第1回九州女子ミッドアマチュア選手権競技  第1回九州女子シニア選手権競技

 

栄冠は…

 

ミッドアマ・高木真理(西戸崎シーサイド)

 

シニア・伊藤京子(志摩シーサイド)

 

 

 

 

 今年新設された九州女子ミッドアマチュア選手権、九州女子シニア選手権の両競技は5日、福岡県糸島市の志摩シーサイドカンツリークラブ(5948㍎、パー72)で行われ、女子ミッドアマは3オーバー、7545歳の高木真理(西戸崎シーサイド)が、女子シニアは地元の58歳、伊藤京子(志摩シーサイド)が8オーバー、80で回り、それぞれ第1回大会の栄冠を獲得した。

 また、シニアで2位の平岡美智子(北山、53歳)が2番でホールインワンを記録、開催クラブから記念品が贈られた。

 台風17号の接近で開催も危ぶまれたが、まさに〝台風一過〟。午後からやや風が出てきたものの、絶好のコンディションの中での競技となった。(晴れ、27.7度、北北東の風4m=正午現在)= 写真はミッドアマの高木真理㊧とシニアの伊藤京子㊨

 

高木真理は3オーバー、75ストローク

30歳以上を対象とするミッドアマチュアは78人(欠場1人)が参加。高木は前半2バーディー、3ボギーの1オーバーでターン。風が強まった後半はボギーが先行したものの2オーバー(2バーディー、4ボギー)にまとめ、2位の高橋圭子(ミッションバレー、41歳)に1打差をつけて優勝した。

さらに1打差、5オーバー、77の3位タイに本田月枝(阿蘇グリーンヒル、57歳)、渡辺恵理(チェリー宇土、31歳)、牛島ハイディ(ミッションバレー、40歳)の3人が入った。

 上位7位までと8位タイの6人のうちマッチングスコアカード方式で選ばれた2人の計9人が、第18回日本女子ミッドアマチュア選手権(112122日・兵庫県・三木GC)への出場権を得た。

 

シニアの伊藤京子は8オーバー、80ストローク

 71人(欠場5人)が出場した50歳以上のシニアも1打を争う戦いになった。

 そんな中で1組目のスタートだった伊藤が6ボギー、1ダブルボギーの80で回り、ホールインワンの平岡に1打差をつけての勝利だった。さらに1打差、82で松本美佐江(かほ、50歳)、西田美穂子(福岡、51歳)の2人が3位タイに入った。

 優勝した伊藤は来年の第22回日本女子シニア選手権(5月1516日・広島県・千代田OGMGC)の出場権を得た。

 

女子競技は従来、九州女子選手権で日本ミッドアマの出場者を選抜していたが、出場者が増加したため今季からミッドアマの部分を分離。同時に、女子シニアも新設して独立した選手権として開催することになった。

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心配された台風17号はそれたものの、この日のシーサイドは昼前後から風が強まり、選手たちを苦しめた。そんな中でミッドアマ、シニアの両部門とも、選手権を制したのはシーサイド育ちだった。

 

風を制してミッドアマ優勝の高木真理

 ホームコースの西戸崎も玄界灘に面したシーサイド。「風には慣れていて、そう苦にはならなかった」そうだ。「自分の球筋は高い。だから(風に負けないように)抑え気味に行った」とも言い、うまくコースと自然(風)に折り合いをつけて勝ち取った勝利だったようだ。

 出だしの2番ショートで7mを沈めてバーディースタート。4番から3連続ボギーを打ったがあきらめず、7番で一つ取り返して前半を折り返した。後半も10番からボギーが先行したものの、1415番でバーディーを奪うなどして、何とか帳尻を合わせた。

 高校(福岡市の中村学園)時代はソフトボールの選手で、インターハイ出場歴も持つ。ゴルフは社会人になって始めたが、その魅力に取りつかれて西戸崎の会員になり、やがては「もう少しゴルフを極めたい」と35歳の時、勤めを辞めて福岡CC(和白)のキャディに、という凝りようだった。

これまで、日本女子ミッドアマにも2度、出場している。今回は「ジャパンの出場権を取りたかった」と言うが、自身にとって公式競技での勝利という初めてのビッグタイトルに、「ジャパンではもう一つ戦える力をつけたい」と気を引き締めていた。

 

プレッシャーはねのけてシニア優勝の伊藤京子

 ホームコースであり、〝地元の利〟というよりも、地元だから、というプレッシャーの方が強かった。だから、「いつものペースで、そう言い聞かせて回った」と言う。

加えて、幸運もあった。午前7時半の一番のスタート。晴れて微風。好コンディションだった。インからの前半、ボギーを3つ打ったものの、その後は耐えて後半は4番までパーを重ねた。ところが、5番で6mから3パットしてダブルボギー。上がり3ホールも連続ボギーで、「ダボ打った時点でダメかなと思った」という。

ところが、後続は時間が経つごとに風に悩まされていた。玄界灘から吹き付ける風はコースの名物。結局は伊藤を上回るスコアは出なかった。最終組がホールアウトし、表彰式までざっと3時間半の待機。「長かったけど、待ったかいがあった」と表情をほころばせた。

 建設関連の会社で営業職にある。そのツールとして30歳のころにゴルフを始めたという。もっぱら、「楽しむゴルフ」というが、プライベートだけでなく、競技にも積極的で、2010年の日本女子シニア選手権(伊都)では5位タイの実績を持っている。

 今シーズンの競技日程もほぼ終えて、これからは「仕事です」と笑ったが、この優勝で来年の日本女子シニア選手権のシード権も得た。「健康である限りは競技も楽しみたい」と、来年の5月をしっかり見据えていた。 (M.Kikutake)

 

生涯初エースを公式競技で達成の平岡美智子

 ○…2番(165㍎、パー3)でホールインワンしたのが平岡美智子(北山=写真)。風はややアゲンスト気味に左から右に流れていた。7番ウッドを握った平岡は、「まっすぐ飛んでナイスショットだった」。ホッとしてティーペグを拾っていると、「入った」の声。だから、自分では見ていなかったし、「試合中で緊張しているし、あまりびっくりもしなかったんですよ」と言う。

 22歳からのゴルフで、子育てもあって競技を離れたが、4、5年前からまた競技に出るようになった。しかし、女子アマ界はジュニア全盛。「5060㍎も置いて行かれる。レベルが違いすぎた」。そんなとき、女子シニア選手権が始まるというので参加したが、「おかげで楽しく回れました」とゴルフ場から記念品を贈られ、にっこりだった。

 

 

 

 

 

 

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