2021年度(第105回)日本アマチュアゴルフ選手権競技 第2日目

競技トピックス

2021年度(第105回)日本アマチュアゴルフ選手権競技 第2日目

2021年度(第105回)日本アマチュアゴルフ選手権は30日、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・西コースで第2ラウンドを行った。

4アンダーパーで首位タイスタートの出利葉太一郎(筑紫ヶ丘GC)が、4連続を含む6バーディ・1ボギーの67をマークして通算9アンダーパーでホールアウト。

その出利葉を追ったのが、世界アマチュアゴルフランキング1位のJGAナショナルチームメンバー、中島啓太(那須小川GC)。イーブンパーの32位タイで第1ラウンドを終えた中島は、1イーグル・8バーディ・1ボギーの驚異的な追い上げを見せ、大利根カントリークラブ・西コースのコースレコードを塗り替える63を叩き出し、出利葉と捉え首位タイに大きく順位を上げた。
九州勢の情勢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出利葉太一郎(筑紫ヶ丘GC)135ストローク(68・67) 首位タイ

6バーディ・1ボギー 5アンダーパー67

前日首位タイの出利葉太一郎がこの日も6バーディ・1ボギーの5アンダーパー67をマークして、スコアを通算9アンダーパーまで伸して単独首位に立った。

10番ホールからスタートして前半はティーショットが曲がり、ノーボギーだったものの1バーディで耐えるゴルフが続いた。14番ホールではティーショットを右の林に打ち込み、たまたまピンを狙えたので、狙っていったがグリーン左奥に外し、なんとかアプローチで寄せてパー。16番でも2.5メートルのパーパットを沈めた。

ターンして1番でボギーをたたいたものの、2番からは4連続バーディを奪い、息を吹き返した。7番ホールでは「ティーショットがずっと右に曲がっていたので」右の隣接する8番ホールのフェアウェイを狙った。「つかまれば左のフェアウェイだし、そのまま右に行っても隣のフェアウェイ」と思い切って攻めていった。結果、バーディを奪い、通算9アンダーパーでフィニッシュした。

「以前は刻んでいた。もっと大きなゴルフをしたい」とOBがあって狭いホールでもドライバーで振っていくゴルフを目指している。きっかけは今年の関東大学リーグ戦の時に、昨年の日本オープンぐらいから不調に悩んでいた彼が日本大学の監督、コーチと話し合ったことだった。「将来を見据えて、もっと大きくならないといけない」といわれ、自分のゴルフを見つめ直した。「杉原(大河)さんは狭いところでドライバーを振っていくのですごいと思う。そういうゴルファーになりたい」と脱皮を図った。

「びびったらダメ。曲がってもパーを獲れないと」ゴルフスタイルを攻撃的なものにした。その効果が出てきたと言うことか。

日本大学では杉浦悠太と同室だ。奇しくもそのルームメイトが3打差で追ってくる。2017年大澤和也、2019年木村太一(2018年は競技不成立、2020年は中止)とこのところ2大会連続して日大勢が優勝している。はたして出利葉が先輩たちに続くことができるか。

 

※出利葉選手は2019年度九州アマチュア選手権競技で優勝し、同年日本アマチュアゴルフ選手権競技9位T入賞の為、本年度日本アマにシード選手として出場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古川創大(フェニックスCC)141ストローク(70・71) 13位タイ

1イーグル・1バーディ・2ボギー 1アンダーパー71

昨日から安定したショットが光っている古川創大。第2ラウンドもそのショット力を活かしてバーディチャンスを演出する。しかし、このチャンスをモノにできないもどかしい展開に17番でボギーが先行してしまう。「4回ぐらい3メートルほどのバーディチャンスがあったのに…」と切歯扼腕する。

尽くバーディパットを外したのは、「イメージがでないスライスラインばかり」だったから。悶々とした前半を終え、この日の初バーディは1番。5メートルをねじ込んだものだった。

しかし、3番では9メートルから3パットのボギーと、イマイチ並みに乗り切れない中で迎えた5番(パー5)。左ラフから残り230ヤードのセカンドショット。フライヤーを計算して手にしたユーティリティー4番で見事にピン50センチにつけるスーパーショットを見せて、鮮やかなイーグル。これで溜飲を下げた古川は、通算3アンダーパーで第2ラウンドを終えた。

しかし、古川に笑みは見られない。「2日間、60台を出せそうな内容で、出せていない。残り2日間、連続60台を目指して頑張ります」と、好調なショットを武器に上位進出を狙う。

 

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