≪ 第36回九州女子選手権競技 ≫

 
優勝した上原 美希選手(琉球ゴルフ倶楽部所属)
 

第36回九州女子選手権競技は5月24日・25日に長崎県諫早市の長崎国際ゴルフ倶楽部(6,300ヤード・パー72)において開催され、琉球ゴルフ倶楽部所属の上原 美希選手が2日間(36ホールズ)トータル2オーバー146ストロークで初優勝に輝きました。
2006年度の九州女子アマは154名の選手が参加して2日間に渡り、熱戦を繰り広げました。
第1日目は快晴、気温26度、五月晴れの中、73ストロークで丸岡 優(三井グリーンランド)、高山 佳奈(鹿児島シーサイド)、一ノ瀬 優希(熊本空港)3選手がトップに立ち1打差の4位に5選手がひしめく大混戦の展開で幕を開けました。第1日目予選ラウンドを終わり89ストロークまでの104名の選手が2日目の決勝ラウンドに進出しました。
第2日目の決勝ラウンドも快晴に恵まれ好コンディションの中、九州女子チャンピオンを目指し各選手がスタートを切りました。前半9ホールを終わった時点でパープレーでラウンドした上原選手が2オーバーでトップに立ち、1打差で昨年優勝の青山 加織選手(熊本空港)、2006年JGA女子ナショナルチームメンバーの一ノ瀬選手が追う展開でバックナインに入りました。好調の上原選手は、10、11番でバーディを奪い2位との差は3打と開き独走態勢かと思われましたが、12番でトリプルボギー、13番でボギーをたたき後退、この時点で4オーバーで5選手が並び、勝負はまったくわからない状況となりました。しかし、上原選手はこのあと14、16番でバーディを奪い、再び他の選手を引き離しトータル2オーバー146ストロークで、堂々の優勝を勝ち取りました。2位には、2日目ベストの71ストロークをマークした大津くるみ選手(熊本)が1打差トータル147ストロークで入り、3位は下村 樹美選手(熊本空港)と丸岡選手が2打差148ストロークで続き、3連覇を狙った青山選手は、惜しくも3打差149ストロークで5位となりました。
また、年齢別クラスの成績はA組(29才以下の部)一ノ瀬 優希選手(熊本南)、B組(30〜50才)西村加恵選手(ミッションバレー)、C組(51才以上)白石 洋子選手(皐月)が、1位となりました。
本年度の大会はテレビ撮影も入り例年以上に、ギャラリーも報道関係者も注目する中、選手の皆さんは終始華やかな雰囲気の中で大会を最後まで盛り上げていただきました。
また、本大会の上位25名の選手とシードの5選手が本年度の日本女子アマチュアゴルフ選手権の出場権を、30才以上の上位12名とシードの選手1名が日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権の出場権を獲得しました。出場権を獲得された選手の皆さんのご健闘をお祈りします。
なお、今大会に特別協賛をいただきました株式会社 萬坊様より当連盟にジュニア育成基金が贈呈されました。誠にありがとうございました。
最後に本大会にご協力くださいました長崎国際ゴルフ倶楽部に心からお礼申し上げます。